トサノチカラ（2002年生、母ダイナフェザー）

経歴

デビュー前

2歳（2004年）

6月27日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は478kg。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストロングブラストに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

10月17日、中3週で迎えた4戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のピラカンサ特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったブレットトレインに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月27日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

3歳（2005年）

3月8日、中9週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた7戦目は、3歳戦のフォーチュネイトクロッカス特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアバンティイモンをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

4月1日、中2週で迎えた8戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月10日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月26日、中6週で迎えた10戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（7戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

11月20日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた12戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4歳（2006年）

3月20日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、日本トーター特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた14戦目は、ダイヤモンド特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた15戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた16戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、メイ特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた17戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月10日、連闘で迎えた18戦目は、入梅特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルキーゲイルを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

6月18日、連闘で迎えた19戦目は、ソイジョイ特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シンボリオレゴンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般A2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゲイリーファングにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月27日、中7週で迎えた21戦目は、頑張る内田水応援特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた22戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、サファイア特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアスカノブラスターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた25戦目は、馬産地日高協賛特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンエムウルフに2馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

11月26日、中1週で迎えた26戦目は、トパーズ特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた27戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5歳（2007年）

1月14日、中3週で迎えた28戦目は、片岡ゆみ誕生日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハーバータウンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を奪取した。

2月4日、中2週で迎えた29戦目は、アメジスト特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。