ヒシパッカー（1996年生、母ヒシカポーテ）

経歴

デビュー前

3歳（1999年）

5月8日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4歳（2000年）

1月30日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた3戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のマチカネタローに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、クイックスズカに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月11日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦1勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚を見せたが、伸びてきたサチノテンマ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったキンザンウイニングにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月15日、中2週で迎えた8戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、逃げるノボママを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコンバットオーキをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月9日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のグリーンハーベストを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

7月30日、連闘で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（9戦3勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた15戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の白鳥大橋特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

9月24日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は岩部純二騎手（10戦3勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

10月22日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の多摩川特別（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたナリタハンター決め手に屈してアタマ差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月24日、中6週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に敗れた。

5歳（2001年）

1月7日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

11月18日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（11戦3勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。