STV賞

レース展開

ワカサウルフが一団をリードする形、そのあとにボストンタイムとキングバルが取り付く

ワカサウルフが逃げる恰好となり、リードを1馬身ほど確保してレースを進める。2番手にボストンタイムとキングバルが並ぶ。そのすぐ後ろ、マイニングテスコが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはダーリンワンとヒシパッカー。その1馬身後ろ、キタサンチャレンジは中団やや前。ジエージェントは中団馬群のど真ん中を追走。ホシノユメは中団後方の位置。続いて、プリストマジックが10番手。後方7番手でジックリと折り合いに専念するのはワイヤーカット、デートスポット、トコアら3頭。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはマルタカトップガン。少し離れた最後尾にメイショウガンマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

STV賞、トコアが別次元の決め脚を炸裂させてライバルたちを一刀両断

先頭はワカサウルフでリードは半馬身。2番手にボストンタイムが続く。その後ろ、キングバルが3番手。1馬身離れて、キタサンチャレンジとマイニングテスコが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、8番手から抜け出したのはホシノユメ。そのまま押し切るかに思われたが、後方4番手にいたトコアが豪脚を爆発させてホシノユメを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着馬から1馬身半差の3着にはプリストマジックとダーリンワンの2頭が入った（同着）。さらにクビ差の5着には、2番手にいた2番人気のボストンタイムが食い込んだ。