グリーンハーベスト（1996年生、母サンデースマイル）

グリーンハーベスト（1996年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエルハーブ（当時5歳）と交配したサンデースマイルが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回、地方28戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額2,800万円（5.6万×500口）で一口馬主が募集された。

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

3月28日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタヤスエネルギーと並んで1着同着となった。

5月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4歳（2000年）

1月25日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、ガーネット特別（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

2月5日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（4戦1勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月15日、中0週で迎えた8戦目は、名古屋チャレンジカップアキレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイッコーオーから1馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中3週で迎えた9戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた10戦目は、龍馬盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンジョンデーに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（7戦2勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったヒシパッカーにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。

8月2日、中0週で迎えた12戦目は、プレアデス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウインスポットに1馬身の差をつけて優勝

8月20日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（9戦3勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の夙川特別（阪神ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の新涼特別（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（10戦3勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（11戦3勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（12戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の花背特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（13戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく最後はカリスマシルバーと並んで6着同着となった。

5歳（2001年）

1月12日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョイフライトを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

11月3日、約10か月の休養明けで迎えた21戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた22戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた23戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた24戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコンカラーボーイを3/4馬身振り切って5勝目を手に入れた。

6歳（2002年）

1月7日、中2週で迎えた25戦目は、ほくてつニューイヤーカップ（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月29日、中2週で迎えた26戦目は、寒桜特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた27戦目は、うぐいす特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月22日、約5か月の休み明けで迎えた28戦目は、リアトリス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤川洋一郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチカテツに4馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

8月4日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞のスプリンターズカップ（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤川洋一郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

9月16日、中5週で迎えた30戦目は、北陸三県畜産会長賞（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤川洋一郎騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

10月28日、中5週で迎えた31戦目は、神無月特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤川洋一郎騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月9日、中1週で迎えた32戦目は、白菊特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で藤川洋一郎騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた33戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、師走特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

7歳（2003年）

4月28日、約5か月の休み明けで迎えた34戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るユーワバーニングを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

5月19日、中2週で迎えた35戦目は、アイリス賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月1日、中5週で迎えた36戦目は、雷鳥特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたホープフルサン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中0週で迎えた37戦目は、カシオペア特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤川洋一郎騎手（13戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホープフルサンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月12日、中4週で迎えた38戦目は、柴山潟特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤川洋一郎騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のホシノオウジサマを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月14日、中4週で迎えた39戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、北陸四県畜産会長賞（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた40戦目は、ペプシコーラ特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた41戦目は、白菊特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた42戦目は、北前船特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8歳（2004年）

1月4日、中3週で迎えた43戦目は、北陸コカ・コーラボトリング（株）（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（15戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。