ナツノビリーヴ（2002年生、母Making Believe）

ナツノビリーヴ（2002年9月27日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋信じる」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスワールド（当時7歳）と交配したMaking Believeが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、地方13戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

角田輝也厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2004年）

11月12日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。馬体重は480kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイデジタルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の南陽大橋特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったペアーネオからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（2005年）

1月20日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

3月2日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦の長久手古戦場特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィエントバイラーをアタマ差制して2勝目を奪取した。

3月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の鶴舞公園特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィエントバイラーに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

6月5日、中5週で迎えた7戦目は、3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（6戦3勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では末脚が冴えず18着に終わった。

7月7日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦のボルチモア港特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で安部幸夫騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4歳（2006年）

5月26日、約11か月の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた9戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で安部幸夫騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフジノトモエを半馬身振り切って休養明け初戦を物にした。

6月9日、中1週で迎えた10戦目は、名古屋競馬公式ホームページ開設4周年記念（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で安部幸夫騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ペアーネオにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月23日、中1週で迎えた11戦目は、柳沢誠生誕30年花嫁募集記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で安部幸夫騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハイステージに1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

7月12日、中2週で迎えた12戦目は、バロン西生誕記念・ウラヌス特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で安部幸夫騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のペアーネオに1馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

7月27日、中1週で迎えた13戦目は、ロサンゼルス港特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で安部幸夫騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジノトモエに1馬身半の差をつけて7勝目をマークした。

8月21日、中3週で迎えた14戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で安部幸夫騎手（13戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。