マキバハクリュウ（1987年生、母エリモミドリ）

マキバハクリュウ（1987年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のペキンリュウエン（当時10歳）と交配したエリモミドリが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は（株）千葉新田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1991年の一般C4。

経歴

デビュー前

西塚安夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

2月24日、デビュー戦は菅原隆明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/不良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

9月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月22日、中8週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、吉川豊光騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月1日、連闘で迎えた6戦目は、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉川豊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた7戦目は、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉川豊光騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（三条ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードレコードから3/4馬身差の2着となった。

4歳（1991年）

4月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、一般C6イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルコサーペンから半馬身差の2着となった。

4月30日、中2週で迎えた10戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C6（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C5ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパージュピターから1馬身半差の2着に敗北した。

5月25日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルコサーペンに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、一般C4イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシヤインムーンから1馬身半差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスハンターに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は吉川豊光騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉川豊光騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクインオブユーから1馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉川豊光騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。