マルコサーペン（1987年生、母サチノミドリ）

Maruko Sir Pen

1987.04.17

マルコサーペン（1987年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサーペンフロ（当時16歳）と交配したサチノミドリが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方14戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の一般C2ロ。

経歴

デビュー前

矢倉玉男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

2月4日、デビュー戦は柴崎勇騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1200m 小雨/不良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

3月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴崎勇騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

4歳（1991年）

1月2日、中7週で迎えた9戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、5歳C2ロ（三条ダート1200m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナカヤマペガサスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月10日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C6イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバハクリュウに半馬身の差をつけて制した。

5月1日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5（三条ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5イ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月25日、連闘で迎えた13戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C5（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた14戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバハクリュウから半馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中3週で迎えた15戦目は、一般C4（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったチュウオークリークから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた18戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のランナバウトに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月23日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミジェストに半馬身の差をつけて優勝

10月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイスイフトに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

10月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のゴットファザーに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。