フリートホープ（1982年生、母ニユーシヤドウ）

フリートホープ（1982年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリートウイング（当時16歳）と交配したニユーシヤドウが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）高山牧場。戦績は、中央平地21戦4勝2着3回。1986年の日経新春杯(G2)に勝利した他、1986年の天皇賞（春）(G1)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

10月13日、12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2歳（1985年）

1月20日、12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月2日、8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロジョニーに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

2月24日、8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピリットシンザンから1馬身1/4差の2着となった。

3月17日、10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月30日、7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月5日、14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンムテキから1馬身半差の2着に敗北した。

5月18日、8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロウルフをハナ差制して勝利を掴んだ。

6月9日、12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のコインドフオルテに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月29日、12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

10月20日、12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後はスピードヒーローと並んで2着同着となった。

11月10日、18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。15着に敗れた。

12月1日、7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1986年）

1月5日、ハンデG3の金杯（京都芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は猿橋重利騎手。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

1月19日、G2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンブラウンを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

2月16日、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月30日、G2のサンケイ大阪杯（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で猿橋重利騎手。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月29日、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で猿橋重利騎手。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

5歳（1987年）

8月9日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小迫次男騎手。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

8月30日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月20日、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。