トーエイシマユウ（1990年生、母キタノテイセン）

トーエイシマユウ（1990年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のサチエノヒリユウ（当時12歳）と交配したキタノテイセンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。戦績は、地方17戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の広峰賞。

経歴

デビュー前

武田広臣厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1992年）

12月28日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサッポロハートに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1993年）

1月13日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウルシンザンに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

2月9日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネシゲグリンをクビ差制して制した。

3月4日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリサンキュウに3/4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

3月30日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカネシゲグリンに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦ののじぎく賞（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（6戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケシゴマンナからハナ差の2着に惜敗した。

5月5日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で永島太郎騎手（7戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシリウスファーストをクビ差制して勝利を手中に収めた。

6月1日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上A4（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で永島太郎騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリキセイコーに1馬身の差をつけて制した。

7月7日、中4週で迎えた10戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰賞（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のケシゴマンナに8馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月28日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上A1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のネオスタイリストに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月25日、中3週で迎えた12戦目は、デイリースポ社賞（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユウターノボルに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月15日、中2週で迎えた13戦目は、報知新聞社賞（園田ダート1630m 晴/不良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロッコーベストに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（1994年）

2月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた14戦目は、サンスポ賞（園田ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（2戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上A1（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月1日、約8か月半の休み明けで迎えた16戦目は、的部の里特別（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（11戦9勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月22日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、兵庫牝馬特別（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（12戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンユウフラットから3/4馬身差の2着に敗北した。