ラブリークンクン（1997年生、母アサクサカロリー）

ラブリークンクン（1997年5月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時10歳）と交配したアサクサカロリーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーフレンズファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2-2(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原口圭二から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、原口圭二から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、浅沼廣幸によって451.5万円で落札された。

富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

7月22日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

9月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

4歳（2001年）

5月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミグリーンから7馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のランチャロッサに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月31日、中1週で迎えた8戦目は、一般D1-5（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキオタイガーから2馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-4（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアレクサンダーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月27日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた10戦目は、一般C2-3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は米川昇騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったワークアイから3馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-2（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノコダマから3馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキスインザスターをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月28日、中2週で迎えた13戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は米川昇騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月9日、中5週で迎えた14戦目は、襟裳岬特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。14着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた15戦目は、豊頃はるにれ特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月1日、中5週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた16戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2002年）

1月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた19戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったドテチンスターからハナ差の2着となった。

2月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた22戦目は、タンポポ特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3 C4（高崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったツクバシュンポウからクビ差の2着に甘んじた。