ウインラフィネ（2020年生、母シュフルール）

ウインラフィネ（2020年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+上品な、洗練された(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンバラード（当時12歳）と交配したシュフルールが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月23日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた2戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

3歳（2023年）

4月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

5月21日、連闘で迎えた6戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

2023年5月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6月17日、中3週で迎えた7戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のビービータンバムを半馬身振り切って初白星を挙げた。

7月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のBRびわこより愛をこめて賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のVTuber古月アイル3周年記念（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るボールドロイを次元の違う末脚で半馬身差し切って制した。

11月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた15戦目は、佐賀の誇り佐賀海苔杯（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（8戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したテイエムエポックにアタマ差届かず2着となった。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、C2-8組（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したアシャカデュランにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のツーウィングに1馬身の差をつけて3勝目を収める

4歳（2024年）

1月7日、中1週で迎えた18戦目は、ニューイヤー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（10戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた19戦目は、大寒特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた20戦目は、オッズパーク杯（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた21戦目は、麗月賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（13戦3勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったサバンナテソーロを3/4馬身捉え切れず2着となった。

3月9日、中1週で迎えた22戦目は、花月賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（14戦3勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1-9（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた24戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（16戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた25戦目は、青木ひまわり賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（17戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。