ミスデンコー（1989年生、母グローリーホース）

Miss Denko

1989.05.18

ミスデンコー（1989年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトキテンリユウ（当時10歳）と交配したグローリーホースが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は海馬澤 芳一。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方14戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

6月16日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京芝1000m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は404kg。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

8月11日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、音無秀孝騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で音無秀孝騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったグレードバイオに詰め切れず、7馬身差の2着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3歳（1992年）

1月5日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月12日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスシュートから3/4馬身差の2着に敗北した。

1月19日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月27日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた15戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月25日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月3日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆三騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆三騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサガミダイコクから2馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆三騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆三騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆三騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆三騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた24戦目は、野口丈二騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1500m 曇/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。