モチベーション（2019年生、母アドリアーネ）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

8月14日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、逃げるモンゴリアンキングを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のレモンケーキを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2022年）

3月13日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（2戦1勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた4戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた5戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 雨/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

6月12日、中6週で迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの遊楽部特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したブルトンクールに半馬身届かず2着となった。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの恵山特別（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

7月24日、中3週で迎えた8戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセッタレダストに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、中3週で迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの千歳特別（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディープリッチに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月17日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの御宿特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のレーヴドゥラプレリをハナ差振り切って3勝目を獲得した。

10月15日、中3週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの白秋ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4歳（2023年）

4月22日、約6か月半の休養明けで迎えた12戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの晩春ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた13戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスのフリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

9月2日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの日高ステークス（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの秋風ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦2勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上3勝クラスの白秋ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。