第40回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

ジャングロが先陣を切る形、その半馬身後ろに続くエンペザー

ジャングロが先手を奪い、半馬身のリードで集団を引っ張っていく。2番手にエンペザーが続く。そのあと、サーマルウインドが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはモチベーション。マテンロウオリオン、ベルウッドブラボー、リューベックらは中団後方の位置取り。少し差があって、エイシンシュトルムは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはティーガーデンとデルマグレムリン。最後尾にアバンチュリエがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、勢いよく端に立ったジャングロがスタミナの光る走りを見せて最後は後続をアタマ差で封じる

先頭はジャングロでリードは1馬身。2番手にサーマルウインドとエンペザーが続く。そのあと、リューベックが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走るジャングロ。そのままジャングロが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグングンと追い迫った1番人気のマテンロウオリオンをアタマ差で凌ぎ切り勝利を物にした。2着のマテンロウオリオンから1馬身半差の3着には、4番手の位置から長くいい末脚でゴールまで頑張ったリューベックが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、2番手で直線を迎えたエンペザーが入線した。2番人気のティーガーデンは中団前目にいたが末脚不発で5着に敗れた。