ビクトリアガリバー（1993年生、母ダイナジャネット）

ビクトリアガリバー（1993年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイナガリバー（当時10歳）と交配したダイナジャネットが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、地方44戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

須藤三千夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1995年）

4月19日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月28日、中9週で迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のモルフェベルに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月22日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月24日、中8週で迎えた4戦目は、3歳（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1996年）

4月17日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のスパークボールドをクビ差制して久方ぶりの実戦を制した。

5月5日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた7戦目は、4歳（岩見沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月23日、連闘で迎えた8戦目は、4歳（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（岩見沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（8戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宮崎光行騎手（9戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月7日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮崎光行騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月3日、中7週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、一般D（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮崎光行騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般D（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮崎光行騎手（12戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮崎光行騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

12月7日、中4週で迎えた15戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったチャイナウイナーから2馬身差の2着となった。

4歳（1997年）

1月5日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキタカミタイショウに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

2月9日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤトスキーから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンビートに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

3月22日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノダイリンから3馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイトイズライトから2馬身半差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノイチフジから2馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中3週で迎えた26戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ジョッキーズグランプリ第1戦（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウショウボーイからアタマ差の2着に惜敗した。

6月30日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（11戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のワイゲルパワーに3馬身の差をつけて制した。

7月14日、中1週で迎えた28戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（12戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた29戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた30戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（14戦3勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた31戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（15戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた32戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（16戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1998年）

4月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた33戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（17戦3勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた34戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（18戦3勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた35戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（19戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（20戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノロワイヤルに1馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

6月15日、連闘で迎えた37戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（21戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で長田進仁騎手（22戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤエノセイコーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

7月11日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で長田進仁騎手（23戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスズランムスメを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で長田進仁騎手（24戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた41戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月19日、中4週で迎えた42戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月3日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大垣敏夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（25戦4勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。