ヤエノセイコー（1994年生、母キタノマウタ）

ヤエノセイコー（1994年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングハイセイコー（当時13歳）と交配したキタノマウタが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方44戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の4歳以上B2。

経歴

デビュー前

鈴木亮平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1996年）

5月27日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月5日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナショナルギンガに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で国信満騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラマイシャトルからクビ差の2着に甘んじた。

7月30日、中1週で迎えた5戦目は、鞍上は5戦連続で国信満騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた6戦目は、鞍上は6戦連続で国信満騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた7戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた8戦目は、鞍上は国信満騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた9戦目は、鞍上は2戦連続で国信満騎手（7戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のデコールに4馬身の差をつけて制した。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で国信満騎手（9戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国信満騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、2歳戦のサホロ特別（帯広ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で国信満騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1997年）

4月29日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた16戦目は、4歳（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、4歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月24日、中1週で迎えた18戦目は、4歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた19戦目は、4歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、4歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた21戦目は、ベテルギウス特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミフジテマリから半馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中2週で迎えた22戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた23戦目は、一般D（帯広ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は国信満騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた27戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では決め手に欠いて17着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた29戦目は、日高生産連特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1998年）

2月9日、中6週で迎えた30戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサンサシグレをクビ差振り切って久々に白星を挙げた。

3月2日、中2週で迎えた31戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホッカイタナトスに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月14日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は古川哲也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のムカワノイノリに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月25日、中5週で迎えた33戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエムサンシャインを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

5月5日、中0週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリバティーターフを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハイパープラジアを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って7勝目を手中に収めた。

6月8日、中1週で迎えた36戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエムサンシャイン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のビクトリアガリバーをクビ差振り切って8勝目を収める

7月12日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルアイゼンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月15日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた41戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（9戦5勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた43戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手（10戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川哲也騎手（11戦5勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で古川哲也騎手（12戦5勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5歳（1999年）

10月11日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた46戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた47戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。