エムサンシャイン（1995年生、母カネコキュウピッド）

エムサンシャイン（1995年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時21歳）と交配したカネコキュウピッドが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は金子剛。戦績は、地方38戦6勝2着7回。1998年の栄城賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

清水日出男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

5月1日、デビュー戦は大政君次騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月25日、中7週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大政君次騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマニジョージからクビ差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大政君次騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったガイセンワールドから3馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大政君次騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大政君次騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大政君次騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月18日、中8週で迎えた7戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のソシアルフェイスに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた9戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1998年）

1月2日、中4週で迎えた10戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は新原健伸騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は新原健伸騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアトミックトウコウを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

2月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブンゴジョイナーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

3月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るハイパープラジアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

4月25日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤエノセイコーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイティセンプーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタニノプロモートを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で川野幸治騎手（7戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヤエノセイコーを3/4馬身振り切って5勝目を手に入れた。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の栄城賞（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川野幸治騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリリーローズを半馬身振り切って優勝

10月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川野幸治騎手（9戦5勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた22戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川野幸治騎手（10戦5勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞の佐賀菊花賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川野幸治騎手（11戦5勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月27日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、中島記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で川野幸治騎手（12戦5勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したボーイフレンドを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で川野幸治騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた26戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で川野幸治騎手（14戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフィールドデンデンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中1週で迎えた27戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で川野幸治騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた28戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で川野幸治騎手（16戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた29戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた30戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（17戦5勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた31戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（18戦5勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

11月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（19戦5勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた33戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（20戦5勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた34戦目は、中島記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（21戦5勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5歳（2000年）

5月28日、約5か月の休み明けで迎えた35戦目は、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で川野幸治騎手（22戦5勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（23戦5勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた38戦目は、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（24戦5勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。