ホウオウスーペリア（2020年生、母ビーコンターン）

経歴

デビュー前

当歳のとき、岡田スタッドから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、岡田スタッドから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、小笹芳央によって1,980万円で落札された。

2歳（2022年）

10月23日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

3歳（2023年）

1月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のトーセンアウローラをクビ差振り切って初白星を挙げた。

2月19日、中4週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月8日、中6週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのひめさゆり賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月9日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、逃げるフィールザオーラに半馬身届かず2着に敗北した。

8月6日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

10月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの岩船特別（新潟芝2200m 小雨/重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったアームブランシュにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの二本松特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るプラニスフェリオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2024年）

1月14日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの玄海特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したウインシュクランにハナ差届かず2着に甘んじた。

2月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの別府特別（小倉芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月23日、中6週で迎えた11戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山芝1800m 小雨/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったマイネルニコラスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月7日、中1週で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの鹿野山特別（中山芝2000m 晴/重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るコスモフロイデを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

7月7日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの五稜郭ステークス（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた14戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのSTV賞（札幌芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。