イーグルスマイル（1999年生、母スマイルフォーミー）

イーグルスマイル（1999年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時10歳）と交配したスマイルフォーミーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方13戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

5月22日、デビュー戦は佐々木明美騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木明美騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノリブリアに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月9日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ4（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木明美騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐々木明美騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

10月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。14着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木明美騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。15着に終わった。

3歳（2002年）

4月7日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた8戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた9戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のガーベラ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の田舎館特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（2003年）

4月6日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

5歳（2004年）

11月7日、約19か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに24kg増やして迎えた14戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシナクタミをアタマ差振り切って久々に白星を挙げた。

12月5日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビバカントリーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6歳（2005年）

1月22日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のルーシーに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモクインに7馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

2月21日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スウィートデザイアに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雪/良）に出走。鞍上は6戦連続で川野幸治騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタサンタイコバンに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。