マイネルダンク（2018年生、母ビラゴーティアラ）

マイネルダンク（2018年4月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+感謝(独)」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時9歳）と交配したビラゴーティアラが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、中央障害14戦1勝、地方18戦0勝2着1回。2022年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月9日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシュバルツカイザーを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

2月20日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

3月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月12日、中8週で迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジスト賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったマイネルジャッカルにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中4週で迎えた8戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた9戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

10月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月7日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のクリエイトザライフに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月11日、中4週で迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2022年）

1月22日、中5週で迎えた13戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月23日、中8週で迎えた15戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月21日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月22日、約5か月の休み明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月5日、中1週で迎えた18戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2023年）

2月4日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた20戦目は、春麗ジャンプステークス（小倉障害芝3390m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた21戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月21日、約7か月の休養明けで迎えた22戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内雨/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた23戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた24戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの栄特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

6歳（2024年）

1月10日、中4週で迎えた25戦目は、赤津和希騎手を鞍上に迎えて、小寒特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

2月15日、中4週で迎えた26戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、日向坂賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた27戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、弥生賞（大井ダート1650m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた28戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、桜坂賞（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた29戦目は、大木天翔騎手を鞍上に迎えて、山王坂賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた30戦目は、行人坂賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大木天翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた31戦目は、一般B3五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は田中洸多騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた32戦目は、一般B3五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中洸多騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた33戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中洸多騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた34戦目は、ピーチ・レディ賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中洸多騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた35戦目は、ホワイト・レディー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中洸多騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中洸多騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた37戦目は、スティンガー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中洸多騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた38戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ゴッドファーザー賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた39戦目は、★蔦重ゆかりの地★台東賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた40戦目は、ひいらぎ特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。