マルヨハヤブサ(2008年生、母トキオラブリー)
Maruyo Hayabusa
2008.04.08
マルヨハヤブサ(2008年4月8日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のナリタセンチュリー(当時9歳)と交配したトキオラブリーが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鈴木 武蔵。戦績は、地方39戦13勝2着6回。主な勝ち鞍は2013年のほうおう座特別(一般C2二)。
経歴
デビュー前
柴田高志厩舎(笠松)へ入厩。
2歳(2010年)
11月26日、デビュー戦は尾島徹騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ(6)(笠松ダート800m 晴/良)に出走。馬体重は463kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンディンゴに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳(笠松ダート1400m 雨/良)に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手(1戦1勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。
3歳(2011年)
1月19日、中4週で迎えた3戦目は、3歳(笠松ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手(2戦1勝)。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
3月16日、中7週で迎えた4戦目は、3歳(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手(3戦1勝)。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエンジェルロードに6馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
4月4日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、3歳(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手(4戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
5月25日、中6週で迎えた6戦目は、3歳(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手(5戦2勝)。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったオートフォーカスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
7月15日、中6週で迎えた7戦目は、3歳(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手(6戦2勝)。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。
7月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳(笠松ダート1400m 曇/重)に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。
8月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳(笠松ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手(1戦0勝)。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ラヴァリーシークに交わされて1馬身半差の2着となった。
9月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は尾島徹騎手(7戦2勝)。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキッスオブドラゴンに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
9月20日、中1週で迎えた11戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のがんばれ笠松競馬(笠松ダート1400m 雨/不良)に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。
10月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は東川公則騎手(2戦0勝)。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のシンワツヨシに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、堀部君佐合君鈴本君笠松来場記念(笠松ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は尾島徹騎手(8戦3勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のチャイナシャドウに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。
4歳(2012年)
1月12日、中1週で迎えた14戦目は、若竹賞(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手(9戦4勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のレッドイデアに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
1月26日、中1週で迎えた15戦目は、端月特別(笠松ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手(10戦5勝)。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、エイシンラッシャーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
2月16日、中2週で迎えた16戦目は、一般C6(笠松ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手(11戦5勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオモイカナウに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
6月14日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、アルプス特別(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手(12戦6勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマノアサカゼに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。
7月11日、中3週で迎えた18戦目は、一般B2(笠松ダート1400m 雨/良)に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手(13戦7勝)。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手(14戦7勝)。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のマルチトップセダンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月13日、中2週で迎えた20戦目は、ヤクルトカップ(笠松ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手(15戦8勝)。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ラヴァリーボヌスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
8月29日、中1週で迎えた21戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の姫路チャレンジカップ(姫路ダート1400m 曇/良)に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。
9月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は尾島徹騎手(16戦8勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ベニトンボにクビ差交わされて2着に甘んじた。
10月7日、中3週で迎えた23戦目は、金沢城カップ(金沢ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手(17戦8勝)。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。
10月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手(18戦8勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のランドスケープに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
11月5日、中1週で迎えた25戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、中山七里特別(笠松ダート1800m 晴/良)に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。
11月19日、中1週で迎えた26戦目は、笠松競馬を愛する男たち杯(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は尾島徹騎手(19戦9勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサファリレットに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。
12月27日、中4週で迎えた27戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九(大井ダート1200m 晴/稍重)に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のシャイニーバロンに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
5歳(2013年)
1月25日、中3週で迎えた28戦目は、雪晴特別(大井ダート1800m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手(1戦1勝)。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。
2月22日、中3週で迎えた29戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!戸崎圭太賞(大井ダート1200m 曇/稍重)に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したミニレイスターにクビ差届かず2着に惜敗した。
3月8日、中1週で迎えた30戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、春風特別(大井ダート1200m 曇/良)に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
4月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、J-PLACE賞(大井ダート1200m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手(1戦0勝)。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。
4月22日、中1週で迎えた32戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、たて座特別(大井ダート1200m 晴/重)に出走。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。
5月13日、中2週で迎えた33戦目は、こぎつね座特別(大井ダート1200m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手(1戦0勝)。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。
6月6日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1七(大井ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手(2戦0勝)。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。
6月26日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1六七(大井ダート1200m 雨/不良)に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手(3戦0勝)。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。
7月8日、中1週で迎えた36戦目は、天の川特別(大井ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手(4戦0勝)。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
8月1日、中2週で迎えた37戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、いるか座特別(大井ダート1200m 曇/稍重)に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。
8月16日、中1週で迎えた38戦目は、ほうおう座特別(大井ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手(1戦0勝)。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のグランブリーズを半馬身振り切って勝利数を13に伸ばす
9月19日、中4週で迎えた39戦目は、一般C1四五(大井ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は石崎駿騎手(5戦0勝)。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。