ショウナンアズーリ（2010年生、母セトインフィニティ）

ショウナンアズーリ（2010年1月15日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋濃い青色（伊）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時12歳）と交配したセトインフィニティが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方30戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C2 28。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新冠橋本牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、国本哲秀によって1,785万円で落札された。

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

10月21日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3歳（2013年）

3月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず18着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

8月3日、中5週で迎えた7戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

10月25日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ウエスタンマグマに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月7日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた12戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第31戦（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月31日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4歳（2014年）

1月13日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったチェンジアップに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月19日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のカロミオベンをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

1月26日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた18戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第38戦（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリネンナデシコを半馬身振り切って2勝目を収める

3月2日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2 39（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた22戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた23戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第4戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で日野太一騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月5日、中8週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で日野太一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた26戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、ネクストジェネレーションカップ（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったミスティユーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月2日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラエイブルを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

9月27日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず3着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリッカウエストを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

11月30日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（7戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

5歳（2015年）

1月17日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山下裕貴騎手（9戦2勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は日野太一騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で日野太一騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

4月4日、中5週で迎えた38戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（10戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。