ヴィクトリーピアス（2001年生、母エスディプリンセス）

経歴

デビュー前

3歳（2004年）

12月23日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は489kg。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2005年）

1月24日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブリトニーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月28日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったブリトニーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したホクトアジュディにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月19日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月5日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた8戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月8日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミスリーダーを上がり1位の末脚で半馬身差し切って2勝目を獲得した。

10月14日、中4週で迎えた11戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5歳（2006年）

4月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月3日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C3-12 13 14（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のケイアンドトップに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

8月4日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（12戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-10 11 12（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（13戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンバカーニバルを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って優勝

9月26日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったグランドイーグルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた18戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（15戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヴァイタルトランプを半馬身振り切って5勝目を手にした。

12月15日、中6週で迎えた19戦目は、もみの木特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（16戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（17戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマッチレスを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

1月30日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3一二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（18戦6勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手（19戦6勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

4月10日、中5週で迎えた23戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で今野忠成騎手（20戦6勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイガードライバーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って7勝目を掴み取った。

5月18日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルトップウを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて8勝目をゲットした。

10月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた25戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（21戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、最後はスピアヘッドと並んで4着同着となった。

11月6日、中3週で迎えた26戦目は、小杉特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（22戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7歳（2008年）

2月26日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（23戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月14日、中6週で迎えた28戦目は、一般C3九十（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（24戦7勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったシルバードルフィンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

8月5日、約4か月の休み明けで迎えた29戦目は、一般C3十1112（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。