ジェットスピード（2019年生、母フレンチ）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

6月11日、デビュー戦は安藤洋一騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

10月5日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタツノキャットを差し切れず、2馬身差の2着となった。

3歳（2022年）

9月7日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた3戦目は、3歳戦の163.5万円以下（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のスカーレットハニーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月7日、中2週で迎えた5戦目は、鉄道発祥地港区賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力でひたむきに粘り続けて、最後は2着のユウユウスターリーを半馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

4歳（2023年）

1月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、ローズポーク賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

2月23日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から27kg減らして迎えた8戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2024年）

1月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた9戦目は、一般C2八九十（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランモールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

2月15日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のモリデンステルスに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2二三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジランドールに半馬身届かず2着に敗北した。

5月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた12戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレストステラに3馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

8月14日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手（5戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビリーヴホースに3馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月13日、中3週で迎えた14戦目は、月見特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西啓太騎手（6戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のキッショウテンに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月2日、中2週で迎えた15戦目は、日吉坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西啓太騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るケテンドリームを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。