ダテノソコヂカラ（2010年生、母サクラエンドレス）

ダテノソコヂカラ（2010年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「伊達家より＋底力」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時10歳）と交配したサクラエンドレスが22歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は（株）関兵牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方11戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2-6。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

11月25日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

3歳（2013年）

2月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

5月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

6月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月22日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた5戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4歳（2014年）

3月23日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、マッキー&チカ最終決戦記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビートマグナムを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキョウワシコウに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月17日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったハクサンスターに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のウインドユナチャンを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

7月29日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったハイドロポリスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月30日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2二（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑野等騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月14日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。