アウゲンブリック（2019年生、母ラフェクレール）

Augenblick

2019.02.25

アウゲンブリック（2019年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「一瞬(独)。一瞬でトップスピードに。一瞬で突き放すように」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時11歳）と交配したラフェクレールが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は有限会社グッドラック・ファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって2,090万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額2,800万円（7万×400口）で一口馬主が募集された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月22日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

10月23日、中8週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月19日、中7週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて15着に敗れた。

3歳（2022年）

2月27日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた5戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったマサノパドゥシャにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月16日、中3週で迎えた6戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

6月18日、中6週で迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4歳（2023年）

3月30日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた9戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のギムオブスターズに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

10月19日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、しまねで美肌と縁結び（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、キタノレーニアに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、羽雫!誕生日おめでとう（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のマライアガーネットを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって2,090万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額2,800万円（7万×400口）で一口馬主が募集された。

今津博之厩舎（愛知）へ入厩。

11月24日、デビュー戦は大畑雅章騎手を鞍上に据えて、霜月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月15日、中5週で迎えた13戦目は、群遊記念☆囲碁脱出ゲーム555（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のムーランドールを3/4馬身振り切って3勝目をマークした。

5歳（2024年）

8月11日、約8か月の休み明けで迎えた14戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

10月5日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

2022年7月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって2,090万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額2,800万円（7万×400口）で一口馬主が募集された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

11月3日、デビュー戦は小林美駒騎手を鞍上に据えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は502kg。10頭立ての9番ゲートからスタート。競走除外となった。