カヌマオペラオー（1997年生、母ハマナスフィル）

カヌマオペラオー（1997年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時13歳）と交配したハマナスフィルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は佐々木隆一。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦13勝2着2回。2000年の北関東菊花賞(地方重賞)に勝利した他、2000年の北関東皐月賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

市沢初太郎厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1999年）

9月15日、デビュー戦は佐々木泉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアヘッドスキーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエントハンターから1馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエントハンターからクビ差の2着に甘んじた。

11月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木泉騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のかもしか賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木泉騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマグニキャストに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2000年）

2月6日、中5週で迎えた6戦目は、3歳G3の共同通信杯4歳ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で佐々木泉騎手（5戦2勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

3月20日、中5週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のしもつけ弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木泉騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスミノエースをクビ差制して勝利を手に入れた。

5月7日、中6週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北関東皐月賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木泉騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のスミノエースに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月18日、中5週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木泉騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳地方重賞のスプリンターズカップ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木泉騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヨコハマブリッチに2馬身の差をつけて優勝

9月5日、中6週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた11戦目は、長月特別（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木泉騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハーブブランドに2馬身の差をつけて6勝目をマークした。

9月30日、中3週で迎えた12戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木泉騎手（11戦6勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のもみじ特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木泉騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアヘッドスキーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月19日、中3週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木泉騎手（13戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のオリエントハンターに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月30日、中5週で迎えた15戦目は、地方重賞の平成12年度とちぎ大賞典（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木泉騎手（14戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2001年）

1月24日、中3週で迎えた16戦目は、睦月特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐々木泉騎手（15戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイヴニングスキーに3馬身の差をつけて9勝目をマークした。

2月12日、中2週で迎えた17戦目は、春光特別（宇都宮ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で佐々木泉騎手（16戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイヴニングスキーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

3月14日、中3週で迎えた18戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で佐々木泉騎手（17戦10勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた19戦目は、地方重賞のカネユタカオー記念（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で佐々木泉騎手（18戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイヴニングスキーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月4日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の八汐賞（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で佐々木泉騎手（19戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のベラミロードに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

6月11日、中4週で迎えた21戦目は、二荒賞（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で佐々木泉騎手（20戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイヴニングスキーに1馬身の差をつけて優勝