スミノエース（1997年生、母オゴジョタイセイ）

スミノエース（1997年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時7歳）と交配したオゴジョタイセイが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大成牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦4勝2着5回。2000年のサラブレッドカップ(地方重賞)に勝利した他、2000年の北関東ダービー(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

木村昌志厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1999年）

8月14日、デビュー戦は丸山侯彦騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミスエルギーコスモに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中5週で迎えた2戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキングシャムに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

10月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた4戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月30日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳地方重賞の三才優駿（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2000年）

2月6日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳戦の青峰特別（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインザゲームから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中3週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦1勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のしもつけ弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヌマオペラオーからクビ差の2着となった。

4月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のスプリングカップ（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の北関東皐月賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で茂呂菊次郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヌマオペラオーから1馬身半差の2着に敗北した。

6月18日、中5週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で茂呂菊次郎騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエントハンターから5馬身差の2着となった。

7月20日、中4週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドカップ（高崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で茂呂菊次郎騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイダイアナに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。

9月10日、中6週で迎えた13戦目は、4歳以上1600万下のニューマーケットカップ（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で茂呂菊次郎騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

10月14日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦の奥利根特別（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で茂呂菊次郎騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイブリッジヤマトに5馬身の差をつけて優勝

11月19日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で茂呂菊次郎騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた16戦目は、地方重賞の高崎大賞典（高崎ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で茂呂菊次郎騎手（13戦3勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2001年）

2月4日、中4週で迎えた17戦目は、新春杯（高崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で茂呂菊次郎騎手（14戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月22日、中6週で迎えた18戦目は、春分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で茂呂菊次郎騎手（15戦3勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月23日、中4週で迎えた19戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の緑風特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた20戦目は、’01ファンタスティックホイップ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正人騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた21戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のパール特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月18日、中2週で迎えた22戦目は、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた23戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の文月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた24戦目は、’01ファビュラスサドル特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤正人騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスタンダールに半馬身届かず2着となった。