ハイブリッジヤマト（1997年生、母コガネハンター）

ハイブリッジヤマト（1997年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイブリツジスルー（当時13歳）と交配したコガネハンターが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は雨堤周一。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦8勝2着6回。1999年の三才優駿(地方重賞)に勝利した他、2000年の北関東菊花賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森山英雄厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1999年）

7月25日、デビュー戦は米田弘一騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコイノフレイムに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米田弘一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米田弘一騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングシャムから2馬身差の2着となった。

11月20日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の雷電特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米田弘一騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で米田弘一騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の三才優駿（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米田弘一騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメイスイに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2000年）

2月6日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の青峰特別（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で米田弘一騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のチューリップ特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で米田弘一騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノリージェントから2馬身差の2着となった。

3月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のしもつけ弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で米田弘一騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のスプリングカップ（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で米田弘一騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた12戦目は、3歳戦のエメラルドカップ（高崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で米田弘一騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で米田弘一騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリベンジマッチから3馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の信夫山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で米田弘一騎手（13戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で米田弘一騎手（14戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた16戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で米田弘一騎手（15戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードアレックスに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月30日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の九十九里特別（中山芝2500m 小雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で米田弘一騎手（16戦3勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の奥利根特別（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で米田弘一騎手（17戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスミノエースから5馬身差の2着となった。

11月19日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で米田弘一騎手（18戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

12月3日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で米田弘一騎手（19戦3勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

4歳（2001年）

1月9日、中4週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた21戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、春駒特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた22戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、立駿特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、2着となった。

3月16日、中5週で迎えた23戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のブラッドストーン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したハタノバウンティにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月2日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、水無月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキクノイチモンジに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月26日、中2週で迎えた25戦目は、ジュライ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトミケンレインボーに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月21日、約5か月の休養明けで迎えた26戦目は、ハンデ戦のディセンバー特別（船橋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシャインスカイに1馬身半の差をつけて休養明け初戦を物にした。

5歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の初夢特別（船橋ダート1700m 小雪/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

3月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、フレンドリービット特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のグレートコジーンに1馬身半の差をつけて優勝

6歳（2003年）

6月2日、約14か月半の休養明けで迎えた29戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のムーンストーン特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた30戦目は、ファビィステッキ特別（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦4勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

7月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、ハンデ戦の盛夏特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

8月7日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた32戦目は、ハンデ戦のオーガスト特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（8戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた33戦目は、カノープス賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（9戦4勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた34戦目は、野馬追賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（10戦4勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のライズオブタイドに1馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

9月30日、中2週で迎えた35戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（11戦5勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた36戦目は、ドリーミーナイト賞（大井ダート1790m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。