エビスローマン（1993年生、母テイークイーン）

エビスローマン（1993年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のローマンプリンス（当時12歳）と交配したテイークイーンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷山仁嗣。戦績は、中央平地1戦0勝、地方16戦10勝。主な勝ち鞍は1996年のしもつけ菊花賞。

経歴

デビュー前

一倉昌行厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1995年）

12月18日、デビュー戦は久保田政弘騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックソブリンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

1月13日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミョウエイロマンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月7日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のクィーンカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた5戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノマーチに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の高崎皐月賞（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた8戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のモリノグレースに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

6月27日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモリノグレースに3/4馬身の差をつけて優勝

7月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスノウイニングに3馬身の差をつけて6勝目を手にした。

8月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の高崎オークス（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスノウイニングに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月8日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のしもつけオークス（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（8戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホウヨウリリーに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で久保田政弘騎手（9戦7勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦のしもつけ菊花賞（宇都宮ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で久保田政弘騎手（10戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトチノプレジャーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田政弘騎手（11戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた16戦目は、ヤスフジ記念（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保田政弘騎手（12戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラマイウエイに5馬身の差をつけて優勝

12月31日、中2週で迎えた17戦目は、高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保田政弘騎手（13戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。