トミフラワー（1998年生、母トミマリア）

経歴

デビュー前

1歳のとき、富岡広光から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2000年）

11月15日、デビュー戦は宮浦正行騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は487kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のジュノーペガサスに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

1月13日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

4歳（2002年）

2月6日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、木村佳世騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた5戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3四イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

5月16日、中5週で迎えた7戦目は、平山真希騎手を鞍上に迎えて、一般C3三ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミサトトップレディに1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

6月25日、中5週で迎えた8戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2八 C3一（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアブクマノボルに9馬身の差をつけて3勝目を手にした。

7月24日、中3週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた9戦目は、一般C2十（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月2日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のメーテルリンクを3/4馬身振り切って4勝目を手にした。

9月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、一般C2四ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月18日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ダンシングホクトに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月11日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2一イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のメーテルリンクをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平山真希騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

2月13日、中5週で迎えた19戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

12月25日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた22戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6歳（2004年）

1月28日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平山真希騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったニホンピロシュートに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月6日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平山真希騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で平山真希騎手（12戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフツロタイカンに4馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月24日、中6週で迎えた28戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平山真希騎手（13戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月26日、中8週で迎えた29戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で平山真希騎手（14戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。