シュガーハートコン（1998年生、母エンジェルポエム）

Sugar Heart Kon

1998.04.17

シュガーハートコン（1998年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のラストタイクーン（当時15歳）と交配したエンジェルポエムが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、向別牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって735万円で落札された。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

8月12日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のレーヴドグロワールに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

4月28日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた4戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

5歳（2003年）

1月4日、約18か月半の休み明けで馬体重を前走から46kg戻して迎えた7戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、愛知ユウキクラブ賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた9戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた10戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた11戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコトブキペガサスから2馬身半差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライトタイセイから3馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のゲンブビコーをアタマ差制して久々に勝ち星を挙げた。

4月22日、連闘で迎えた14戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般B17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。