キセキノハッスル（2003年生、母マイネカンパーナ）

キセキノハッスル（2003年6月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時8歳）と交配したマイネカンパーナが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、地方35戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年の土佐二十四万石博特別(一般E)。

経歴

デビュー前

柳沢好美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

7月7日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月14日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月21日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般F11（高知ダート800m 雨/不良）に出走。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた4戦目は、一般Fハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた5戦目は、一般F11（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

12月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に49kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた7戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカパール牧場開設特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

3歳（2006年）

1月3日、連闘で迎えた8戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般Fハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は古川文貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の土佐二十四万石博特別（高知ダート1000m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の土佐二十四万石博特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の土佐二十四万石博特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で緒方洋介騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の土佐二十四万石博特別（高知ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で緒方洋介騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた14戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の二十四万石博開幕特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月25日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイキューマインドに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月16日、中1週で迎えた17戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた18戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴーフライカイトを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般F3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアイキューマインドをハナ差振り切って2勝目をつかんだ。

7月2日、中1週で迎えた22戦目は、半夏生特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイウンユキゲシキに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月15日、中1週で迎えた23戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般E4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴーフライカイトを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月23日、連闘で迎えた24戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチトセダイヤに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

7月29日、連闘で迎えた25戦目は、土佐二十四万石博特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエアースティックに4馬身の差をつけて優勝

8月19日、中2週で迎えた26戦目は、一般D6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシュンエイゼネラルに1馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

9月3日、中1週で迎えた27戦目は、伊藤まき子記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた28戦目は、たんたLOVE特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた29戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（7戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハルジュンスイープを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月1日、連闘で迎えた30戦目は、大輝5歳誕生日特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジェドエフラーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた31戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた32戦目は、あんたは偉い久長特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるモユルココロを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた33戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、日本トーター杯決勝R（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

11月26日、連闘で迎えた34戦目は、一般C Dイ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた35戦目は、笹木美典騎手を鞍上に迎えて、土佐二四万石乙女特別（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。