アイティマーク（1997年生、母ティーアイリス）

アイティマーク（1997年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマークオブディスティンクション（当時11歳）と交配したティーアイリスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷武志。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

11月28日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

4歳（2001年）

3月22日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた3戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノカイオウから2馬身半差の2着に敗北した。

6月23日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクリールエンペラーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月15日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルギクラウンから1馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキエスペランサに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月19日、中1週で迎えた7戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイハクスーパーに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

12月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノモナークに半馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

5歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノヤマタケから1馬身差の2着に敗北した。

1月9日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のチトセノーザンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月6日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキービクトリーから半馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアエンタテイナに1馬身の差をつけて制した。

4月16日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井浩和騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた17戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったポップシリウスから半馬身差の2着に敗北した。

5月26日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアエンタテイナをクビ差制して7勝目を挙げた。

6月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモプレジャから1馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（12戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（13戦4勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のニシキシラユリをクビ差制して優勝

8月13日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（14戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノハートから3馬身差の2着に敗北した。