ラッキービクトリー（1998年生、母Silent Performer）

Lucky Victory

1998.03.21

ラッキービクトリー（1998年3月21日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のDynaformer（当時13歳）と交配したSilent Performerが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方18戦13勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C1。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

5月6日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月14日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月4日、中6週で迎えた3戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグリセーヌキングに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月12日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャコーディスカスに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2002年）

1月1日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノシークレットに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

1月16日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラサーパスに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキカミカゼに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月5日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナギーバンブーに7馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月5日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアイティマークに半馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアエンタテイナに6馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

3月24日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西村栄喜騎手（8戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノハートに5馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

4月17日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西村栄喜騎手（9戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホクレアに5馬身の差をつけて10連勝を達成した。

4月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西村栄喜騎手（10戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブレーブハーテッドに3馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

7月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で西村栄喜騎手（11戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲクイーンに1馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

8月13日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で西村栄喜騎手（12戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた16戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で西村栄喜騎手（13戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルシゲクイーンから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2003年）

5月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般C1（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で西村栄喜騎手（14戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイマタティナに半馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

5月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で西村栄喜騎手（15戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で西村栄喜騎手（16戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で西村栄喜騎手（17戦13勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。