ブレーブハーテッド（1998年生、母フラッターレディー）
Brave Hearted
1998.04.11
ブレーブハーテッド（1998年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタタイシン（当時8歳）と交配したフラッターレディーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石川上牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方34戦3勝2着11回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2。
経歴
デビュー前
1歳のとき、寺越政幸から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、三石川上牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、工藤寛昭によって840万円で落札された。
松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2000年）
7月16日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。
7月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
8月6日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。
11月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
12月10日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1600m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。
12月17日、連闘で迎えた6戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。
12月23日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。
3歳（2001年）
6月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。
7月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。
7月22日、連闘で迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。
8月19日、中3週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
8月25日、連闘で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。
9月8日、中1週で迎えた13戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。
12月11日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノゴールドから半馬身差の2着に敗北した。
12月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホクレアに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
12月31日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったビショウネンから半馬身差の2着に敗北した。
4歳（2002年）
1月8日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビショウネンから1馬身差の2着に敗北した。
1月20日、中1週で迎えた20戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトダンサーをアタマ差制して勝利を手に入れた。
2月17日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は高山伸一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサツマシアトルから1馬身半差の2着に敗北した。
3月7日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノナイスデイに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月16日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーセレスから2馬身差の2着に敗北した。
4月28日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキービクトリーから3馬身差の2着となった。
5月26日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山伸一騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイリーダーから2馬身半差の2着となった。
6月12日、中1週で迎えた27戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライダルチケットから半馬身差の2着に敗北した。
7月2日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は高山伸一騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月30日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモプレジャから2馬身差の2着となった。
9月18日、中4週で迎えた31戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月9日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（14戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月5日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山伸一騎手（15戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンゴクトップランから1馬身差の2着となった。
11月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高山伸一騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月22日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高山伸一騎手（17戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
5歳（2003年）
1月3日、中1週で迎えた36戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
1月25日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（18戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月2日、中4週で迎えた38戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（19戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月18日、中1週で迎えた39戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月15日、中3週で迎えた40戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月7日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月28日、中2週で迎えた42戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月1日、中2週で迎えた44戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は高山伸一騎手（20戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月15日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松島慧騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月3日、中2週で迎えた46戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月11日、連闘で迎えた47戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月10日、中3週で迎えた48戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノモナークから8馬身差の2着となった。
9月24日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。