アキヨシリュウ（1982年生、母リキリユウシンゲキ）

アキヨシリュウ（1982年5月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンプリンス（当時13歳）と交配したリキリユウシンゲキが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地28戦6勝2着2回。1987年の高松宮杯(G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

2歳（1985年）

3月2日、13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月16日、9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアローシャルダンに2馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

4月28日、15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月11日、13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月1日、11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファローズに1馬身3/4の差をつけて勝利を物にした。

8月4日、7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月7日、12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月22日、8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月19日、12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月2日、12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月17日、11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシングルロマンから5馬身差の2着となった。

12月14日、11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1986年）

1月15日、ハンデ戦で5歳以上900万下の伏見特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤稔騎手。17頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月23日、ハンデ戦で5歳以上900万下の千里山特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3月8日、5歳以上900万下の須磨特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入った。

3月29日、牝馬限定の5歳以上900万下のひよどり越特別（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダイナショールに2馬身半の差をつけて勝利を物にした。

9月20日、4歳以上900万下のSTV杯（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は楠孝志騎手。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月11日、4歳以上900万下の桂川特別（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

11月1日、4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月16日、ハンデ戦で4歳以上900万下の比良特別（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

5歳（1987年）

2月15日、5歳以上900万下（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

2月28日、5歳以上900万下の千里山特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3月15日、5歳以上900万下の甲武特別（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のベアラントラブに3馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

3月28日、5歳以上900万下の山陽特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で須貝尚介騎手。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のナチノパーソをクビ差振り切ってトップでゴールインした。

4月19日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の難波ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で須貝尚介騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、プリンスドレークにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月31日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の摩耶ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は上野清章騎手。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエビスナイジンに5馬身の差をつけて勝利を物にした。

7月12日、G2の高松宮杯（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

8月23日、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。