シングルロマン（1982年生、母ヒジリジヨオー）

Single Roman

1982.05.14

シングルロマン（1982年5月14日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のナイスダンサー（当時13歳）と交配したヒジリジヨオーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井 政賢。戦績は、中央平地15戦5勝2着3回、地方2戦0勝。1986年の宝塚記念(G1)で3着に入った他、1986年の鳴尾記念(ハンデG2)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

2歳（1985年）

1月12日、8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月20日、11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のディレンマに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月17日、9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月13日、14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカトリーヌバンブーに1馬身の差をつけて勝利を手にした。

11月3日、13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゾウゲブネレディから半馬身差の2着となった。

11月17日、11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアキヨシリュウに5馬身の差をつけてトップでゴールインした。

12月14日、7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノスキーからハナ差の2着となった。

4歳（1986年）

1月12日、5歳以上1400万下の寿賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のニホンピロエクセルをクビ差振り切って勝利を掴み取った。

2月16日、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は飯田明弘騎手。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月9日、ハンデG2の鳴尾記念（阪神芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は松本達也騎手。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ロンスパークにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月13日、大阪城ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

5月11日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手。17頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るアグネスビートを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月1日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手。17頭立ての4番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6歳（1988年）

5月30日、利尻賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月30日、阿寒賞（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。