アグネスビート（1982年生、母クラウンシヤトー）

アグネスビート（1982年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時8歳）と交配したクラウンシヤトーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地42戦5勝2着9回、地方19戦6勝2着4回。1986年の京阪杯(ハンデG3)で2着に入った他、1986年の仁川ステークス(オープンハンデ)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

12月2日、9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクザンフリートに1馬身3/4の差をつけて勝利を収めた。

2歳（1985年）

1月13日、16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月3日、11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシコマンダーからアタマ差の2着に惜敗した。

2月23日、13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月24日、10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアインルイスから半馬身差の2着に敗北した。

4月29日、11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月19日、10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマッキニーからアタマ差の2着に甘んじた。

6月8日、13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月8日、14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエムティイーストに1馬身半の差をつけて勝利を決めた。

9月21日、8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドターセルに半馬身の差をつけて勝利を決めた。

10月26日、11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月8日、12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1986年）

1月12日、5歳以上1400万下の寿賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

2月1日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の飛鳥特別（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったサンシードラマに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月1日、5歳以上1400万下の鳴門ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のサンシードラマに1馬身の差をつけて勝利を物にした。

3月16日、ハンデ戦でオープンの仁川ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のジョーカイラスに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月20日、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都芝1400m 外回り曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岩元市三騎手。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

5月11日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岩元市三騎手。17頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、シングルロマンに交わされて2馬身差の2着となった。

7月6日、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で岩元市三騎手。21頭立ての7番人気で18番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

9月21日、甲東ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩元市三騎手。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したケイファイヤーにハナ差届かず2着に惜敗した。

11月1日、ハンデ戦でオープンの大原ステークス（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩元市三騎手。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月20日、セントウルステークス（阪神芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で岩元市三騎手。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

5歳（1987年）

10月25日、4歳以上1400万下の貴船特別（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で岩元市三騎手。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月21日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の太秦特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岩元市三騎手。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月6日、G3のウインターステークス（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤賢一騎手。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

12月27日、4歳以上1400万下のオリオンステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

6歳（1988年）

1月9日、5歳以上1400万下の門松賞（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩元市三騎手。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

1月30日、5歳以上1400万下の羅生門特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、極端なスローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

3月6日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の鳴門ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったタマモリックにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月20日、仁川ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

4月16日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、トーヨーシンゲキにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月29日、5歳以上1400万下の下鴨特別（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月15日、5歳以上1400万下の上賀茂特別（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したエルグランシャダイを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月12日、5歳以上1400万下の安芸ステークス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月9日、5歳以上1400万下の東海ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月7日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

10月22日、カシオペアステークス（京都芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岩元市三騎手。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

11月12日、アンドロメダステークス（京都ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山勝秀騎手。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着を確保した。

12月4日、G3のウインターステークス（中京ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

7歳（1989年）

1月22日、天山賞（佐賀ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターカイソウに1馬身半の差をつけて勝利を手にした。

2月5日、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロングクイックに2馬身の差をつけて勝利を物にした。

3月5日、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリベラルワールドをクビ差制してトップでゴールに飛び込んだ。

3月26日、大天山賞（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロノユウシュンからアタマ差の2着に甘んじた。

5月7日、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリツキーボーイからクビ差の2着に甘んじた。

5月28日、サラブレッド大賞典（中津ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、A1（佐賀ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で古川哲也騎手。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のリベラルワールドに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月30日、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は飯島雄治騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコーナンオーマに1馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

8月15日、A（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯島雄治騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシローツイツグに半馬身の差をつけて勝利を手にした。

9月10日、A（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯島雄治騎手。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコーナンオーマから1馬身半差の2着に敗北した。

10月15日、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯島雄治騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8歳（1990年）

3月4日、A（荒尾ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で飯島雄治騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月25日、開設62周年記念（荒尾ダート2150m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で飯島雄治騎手。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月8日、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で飯島雄治騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月27日、A（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯島雄治騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコクセイピューマから1馬身差の2着に敗北した。

6月10日、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で飯島雄治騎手。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月8日、A（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で飯島雄治騎手。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月29日、A（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。