ダイゴサザン（1988年生、母ダイゴロンプ）

ダイゴサザン（1988年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のイルドブルボン（当時13歳）と交配したダイゴロンプが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方30戦11勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年のフェニックス賞(C)。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

3月24日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったツルマルハヤマオーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月7日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた3戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、出口敏幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた5戦目は、藤原哲朗騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた6戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で藤原哲朗騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（1992年）

2月2日、中7週で迎えた7戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシーマグナムに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月29日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月7日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で奥下一月騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトレンタルゴからアタマ差の2着となった。

3月14日、連闘で迎えた11戦目は、栗崎孝史騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクアーリオンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイズモルーラーに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

4月12日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサントローズに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

4月26日、中1週で迎えた14戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、沖縄県梯梧賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は矢野久美騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオーミレクサスをクビ差制して5勝目を挙げた。

5月31日、中3週で迎えた16戦目は、フェニックス賞（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンスマッシュをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

7月11日、中5週で迎えた17戦目は、めじろ特別（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（4戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月22日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（8戦4勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月27日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は奥下一月騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた23戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で奥下一月騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は矢野久美騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月22日、中4週で迎えた25戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は奥下一月騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキャラットドリームに半馬身の差をつけて制した。

11月30日、連闘で迎えた26戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で奥下一月騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で奥下一月騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のネップスダービーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、山田保騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったデンロスコーから1馬身差の2着となった。

5歳（1993年）

1月4日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は奥下一月騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウパルに3馬身の差をつけて優勝

1月31日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で奥下一月騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったデンロスコーから1馬身半差の2着に敗北した。

2月7日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で奥下一月騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラエレガントに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

2月20日、中1週で迎えた33戦目は、日刊スポ杯（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は山田保騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は栗崎孝史騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオーアソシヨウリに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4月10日、中4週で迎えた35戦目は、菜の花特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は山田保騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた36戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田保騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。