ハクサンメジャー（2013年生、母ダイアンスマイル）

ハクサンメジャー（2013年2月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時12歳）と交配したダイアンスマイルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年のビックチャンス賞(一般C1)。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

3月19日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

5月22日、中4週で迎えた3戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のトミケンアールトに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた4戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のトミノバーディーをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

7月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B1（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた9戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた10戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のショウナンアイリスをクビ差振り切って優勝

11月1日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったハニーブーケに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月29日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、チャオアプレストに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた15戦目は、ビックチャンス賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアレグロイモンに1馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。