メイショウオオカゼ（2010年生、母オーソードレッシイ）

メイショウオオカゼ（2010年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大風」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時10歳）と交配したオーソードレッシイが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地32戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の秋川特別(1000万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台コーポレーション白老ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、社台コーポレーション白老ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって441万円で落札された。

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

10月28日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は522kg。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエピローグブリッジを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

3歳（2013年）

1月13日、中8週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

2月2日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったシグナルプロシードにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマッケンジーを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

7月7日、中4週で迎えた8戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

9月29日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のボストンリョウマをクビ差振り切って勝利をモノにする

10月27日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の北國新聞杯（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の花背特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

4歳（2014年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に敗れた。

4月12日、中8週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

5月25日、中5週で迎えた16戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の秋川特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のサルバドールハクイに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

6月22日、中3週で迎えた17戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の津軽海峡特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の檜山特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下のエリモハリアーカップ（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

9月7日、中6週で迎えた20戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の釧路湿原特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた21戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず最後はサクセスフェイトと並んで6着同着となった。

11月29日、中6週で迎えた22戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

5歳（2015年）

3月29日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、4歳以上1000万下の鈴鹿特別（中京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したチャーリーブレイヴを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上1000万下の天王寺特別（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月16日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

10月25日、約5か月半の休み明けで迎えた26戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったベックにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の鳴海特別（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

6歳（2016年）

4月23日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

10月30日、約6か月半の休養明けで迎えた30戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

7歳（2017年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

2月26日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた32戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。