チャーリーブレイヴ（2010年生、母Catchofthecentury）

チャーリーブレイヴ（2010年3月19日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「父名の一部＋勇敢」。毛色は鹿毛。種牡馬のIndian Charlie（当時15歳）と交配したCatchofthecenturyが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地23戦6勝、地方1戦0勝。2016年のアハルテケステークス(オープンハンデ)に勝利した他、2013年のヒヤシンスステークス(オープン)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月1日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

11月4日、中8週で迎えた2戦目は、I.メンディザバル騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトミケンプレミオを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2013年）

1月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、W.ビュイック騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のダノンレジェンドに1馬身3/4の差をつけて2勝目を掴み取った。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でW.ビュイック騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のソロルをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

11月17日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

12月23日、中4週で迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの2013フェアウェルステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

4歳（2014年）

1月18日、中3週で迎えた9戦目は、G.ブノワ騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

3月16日、中7週で迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、東風ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

5歳（2015年）

3月29日、約12か月半の休み明けで迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の鈴鹿特別（中京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメイショウオオカゼを3/4馬身振り切って久々の実戦をモノにした。

4月25日、中3週で迎えた12戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の鎌倉ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6月27日、中8週で迎えた13戦目は、3歳以上1600万下の夏至ステークス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のアンズチャンをハナ差振り切って制した。

11月14日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた15戦目は、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

6歳（2016年）

4月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、オアシスステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

6月11日、中6週で迎えた17戦目は、ハンデ戦でオープンのアハルテケステークス（東京ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のピンポンをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月20日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

7歳（2017年）

2月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、バレンタインステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく15着に敗れた。

6月10日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアハルテケステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

7月9日、中3週で迎えた21戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、G3のプロキオンステークス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

10月9日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、グリーンチャンネルカップ（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた23戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた24戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、福島民友カップ（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。