メルヘンステージ（2016年生、母マーキーアトラクション）

メルヘンステージ（2016年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「神秘的なおとぎ話の舞台」。毛色は栗毛。種牡馬のハーツクライ（当時15歳）と交配したマーキーアトラクションが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般B10。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

3月16日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、チャービルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月11日、中2週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

6月29日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

9月15日、中7週で迎えた6戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクロスザオーシャンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったセイントレイチェルに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、食べよう!いわての美味しいお米。賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

10月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のネペンテスに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

4歳（2020年）

5月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

8月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた11戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は城戸義政騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

10月30日、中6週で迎えた14戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のユーバーファルに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

12月25日、中3週で迎えた16戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のスマートラミアに3馬身の差をつけて優勝

5歳（2021年）

1月18日、中2週で迎えた17戦目は、七里の渡し特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は水野翔騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

2月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったペイシャティアラに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャンパンムーンに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月23日、中3週で迎えた20戦目は、ペガサス座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた21戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。