ヴォルゴグラード（2019年生、母マトリョーシカ）

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

2歳（2021年）

11月20日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったクローズユアアイズにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

12月12日、中2週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3歳（2022年）

1月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

4月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロードマゼランに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4月23日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトウセツをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月17日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの赤穂特別（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2023年）

1月8日、中2週で迎えた7戦目は、D.イーガン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの濃尾特別（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

3月5日、中7週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの天白川特別（中京ダート1900m 小雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

5月28日、中8週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの與杼特別（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた11戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

10月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、ミズナラ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた13戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

5歳（2024年）

1月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの海の中道特別（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2月17日、中3週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた15戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、梅見月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったモーモーレッドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中2週で迎えた16戦目は、コーラル賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のホウオウエーデルを半馬身振り切ってファンの支持に応えた。

3月24日、中1週で迎えた17戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒロシゲペッパーに1馬身半の差をつけて制した。

4月21日、中3週で迎えた18戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のラインポラリスに4馬身の差をつけて5勝目を手にした。

5月18日、中1週で迎えた20戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた21戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で出水拓人騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のドラムを半馬身振り切って6勝目を獲得した。

6月16日、中1週で迎えた22戦目は、ムーンストーン賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で出水拓人騎手（7戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のダイモーンに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月30日、中1週で迎えた23戦目は、小岱山特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で出水拓人騎手（8戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のシューラヴァラに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。