パルミラフォンテン（1997年生、母キャンディレイン）

Palmira Fontaine

1997.03.31

パルミラフォンテン（1997年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサーペンアップ（当時11歳）と交配したキャンディレインが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井 文秀。戦績は、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1999年）

7月29日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた2戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、カミスドリームに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若武者特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月14日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックファイアーをクビ差制して初勝利を挙げた。

11月18日、中4週で迎えた6戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

4歳（2001年）

2月6日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

3月14日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

4月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C2六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

5月15日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた12戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月31日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

7月5日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた14戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4チ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のハネダユウキに2馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。