ビッグフォーチュン（2002年生、母サクラユスラウメ）

ビッグフォーチュン（2002年5月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「大成功」。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス（当時14歳）と交配したサクラユスラウメが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、地方34戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

6歳（2008年）

9月17日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後はマウントフッドと並んで4着同着となった。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた3戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月6日、中3週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、オータムカップ3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

12月10日、中4週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた5戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート950m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた6戦目は、スナックアドマイヤ記念（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツビューティから4馬身差の2着に敗北した。

12月29日、連闘で迎えた7戦目は、三裕建設特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7歳（2009年）

6月17日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた8戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた9戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムバラライカを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月2日、連闘で迎えた10戦目は、一般D2-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3-1（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラブリーベイベーに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のティアップアケヒメをハナ差振り切って3勝目を獲得した。

9月10日、中1週で迎えた15戦目は、さくさくヤナギダコ賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小林靖幸騎手（6戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般D1-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林靖幸騎手（7戦3勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で小林靖幸騎手（8戦3勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた18戦目は、浦河町獣医師会賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で小林靖幸騎手（9戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた19戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林靖幸騎手（10戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた20戦目は、JA共済3Q（サンキュー）カップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小林靖幸騎手（11戦3勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた21戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で小林靖幸騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた22戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月29日、中6週で迎えた23戦目は、ゆきぽG.D.B.杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8歳（2010年）

1月19日、中2週で迎えた24戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストカントリーから1馬身差の2着となった。

2月9日、中2週で迎えた25戦目は、ウインターグランプリ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月16日、連闘で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた27戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた28戦目は、3939にしてあげる杯（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で林陽介騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた29戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で林陽介騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月19日、中7週で迎えた30戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（13戦3勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（14戦3勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた33戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（15戦3勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。