タカヒデグレート（1984年生、母グレートガルフ）

タカヒデグレート（1984年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のブラヴオー（当時15歳）と交配したグレートガルフが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の天山賞(A1 A2)。

経歴

デビュー前

西久保政等厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1986年）

10月27日、デビュー戦は真島元徳騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は443kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバユキに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月22日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島元徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテンコウサツチーに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島元徳騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアプロードから1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1987年）

1月4日、中3週で迎えた4戦目は、手島勝利騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の栄城賞トライアル（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は真島元徳騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフヨウノランドに半馬身の差をつけて制した。

5月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で真島元徳騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったムラマサイチフジから1馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月11日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は真島元徳騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月1日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた9戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナギサオーに6馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

4歳（1988年）

2月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた10戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島元徳騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフナツキングから2馬身半差の2着に敗北した。

2月20日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島元徳騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島元徳騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月1日、中7週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島元徳騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島元徳騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後はベンチヤーアラシと並んで7着同着となった。

6月13日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島元徳騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた16戦目は、内田秀一騎手を鞍上に迎えて、パール特設（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアオキボーイから2馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、ルビー特設（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシヨノトウショーに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

8月14日、中4週で迎えた18戦目は、天山賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアラナスヒットに4馬身の差をつけて制した。

8月28日、中1週で迎えた19戦目は、天山賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた20戦目は、サフアイヤ特別（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月3日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津徳幸騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1989年）

3月5日、約5か月の休養明けで迎えた22戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（5戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた25戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月25日、中6週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた26戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の御嶽特別（中京芝2000m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた27戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の浜名湖特別（中京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた28戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

12月16日、中7週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた29戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。