アスクビックスター（2019年生、母パープル）

経歴

デビュー前

当歳のとき、飛野牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、廣崎利洋HDによって5,508万円で落札された。

3歳（2022年）

5月15日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のリリーアローに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月10日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったローヴェロに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月24日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は古川奈穂騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

11月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のローラスノビリスに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2023年）

1月21日、中6週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で古川奈穂騎手（6戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

2月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの和布刈特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古川奈穂騎手（7戦2勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

4月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラスの五泉特別（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で古川奈穂騎手（8戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた13戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

6月18日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの檜山特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（9戦2勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったハイエストポイントにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

6月24日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（10戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったレッドエランドールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの駒場特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月26日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で古川奈穂騎手（12戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの赤穂特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

12月16日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2023ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山2戦（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウシロガネに7馬身の差をつけて3勝目を収める

5歳（2024年）

1月21日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、4歳以上3勝クラスのアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

2月11日、中2週で迎えた21戦目は、A.A.ルメートル騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの北山ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上3勝クラスの伊丹ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（13戦2勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

6月30日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの薩摩ステークス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの阿武隈ステークス（福島芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、3歳以上3勝クラスの白川郷ステークス（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（14戦2勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのJRAウルトラプレミアムアカイトリノムスメカップ（京都ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（15戦2勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。