イアラハリケーン（1995年生、母Cheerful Spree）

経歴

デビュー前

2歳（1997年）

11月30日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

12月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

3歳（1998年）

1月6日、中1週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイゴイーグルを豪快な末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

2月8日、中2週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のきさらぎ賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた7戦目は、4歳500万下のかいどう賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4月11日、連闘で迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

8月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

10月31日、中6週で迎えた11戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（1999年）

2月20日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月18日、中5週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は松田大作騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、燕特別（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーブゼンをクビ差制して勝利をモノにする

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は出津孝一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の久留米特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

12月12日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた22戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンキングラッドから3馬身半差の2着となった。

5歳（2000年）

1月23日、中3週で迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンコンウェーから半馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中2週で迎えた24戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で大江原隆騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のプレストシンボリに1馬身1/4の差をつけて制した。

3月4日、中2週で迎えた25戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で大江原隆騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオラクルハワイアンから半馬身差の2着となった。

3月25日、中2週で迎えた26戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で大江原隆騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた27戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大江原隆騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月29日、中1週で迎えた28戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオラクルハワイアンからクビ差の2着に惜敗した。

5月14日、中1週で迎えた29戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月28日、約5か月半の休み明けで迎えた30戦目は、洛南ジャンプステークス（京都障害芝3180m 外2周小雨/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた31戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

6歳（2001年）

1月6日、中3週で迎えた33戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月27日、中2週で迎えた34戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月3日、約9か月半の休み明けで迎えた35戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた36戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3760m 晴）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（2002年）

4月21日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

6月1日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた38戦目は、E.ラム騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクサンラッキーからクビ差の2着に惜敗した。

6月15日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた39戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は2戦連続でE.ラム騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月26日、約4か月半の休み明けで迎えた40戦目は、R.ロケット騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

8歳（2003年）

7月12日、約8か月半の休み明けで迎えた41戦目は、C.ソーントン騎手を鞍上に迎えて、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月15日、約4か月の休養明けで迎えた42戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 曇/良）に出走。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9歳（2004年）

1月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた43戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。